助手 授業関連 産学連携事業

「ヤマザキマリの世界」展がスタートしました!

 

皆さまお久しぶりです!助手です〜

 

 

しばらくぶりの更新となってしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

造形大はすっかり秋の装いとなり、紅葉が綺麗なキャンパスとなってきました。

 

 

 

そして早速本題となりますが、

 

「ヤマザキマリの世界展」

https://yamazakimari.world/

 

こちらが10/25(火)からついにお披露目となりました!

 

 

初日に先駆けて10/24(月)に内覧会が執り行われ、

会期初日から少し時間が空いてしまいましたが、学生たちのこの展覧会を創り上げるまでの制作のウラ側も皆様にもお届けいたします!

 

 

 

/ 内覧会前のようす

美術館前は豪華なフラワースタンドがずらり!

お名前を見るとテレビや雑誌で見たことある方々ばかりで思わず端から端まで眺めてしまいました。

ご来場された際は、ある意味ここも必見かもしれません…!

 

 

内覧会の様子は特設サイトの学生ブログからぜひご覧ください!↓

https://yamazakimari.world/blog/221028-world.html

 

 

 

 / 「ヤマザキマリの世界」展の開催によせて 記者会見

内覧会後、マスメディア向け関係者の記者会見も開かれ、今回の「ヤマザキマリの世界」展 開催においてヤマザキマリ先生、学長、監修をつとめられた先生方がコメントを述べられました。

 

ヤマザキマリ先生

 

山際 康之 学長

 

藤井 匡 先生 (本学附属美術館 館長)

 

池上 英洋 先生 (共同監修)

 

粟野 由美 先生 (共同監修)

 

修士2年 丸山 真海さん (学生代表)

 

 

池上先生から素敵なご紹介をしていただいたあと、ヤマザキマリ先生から貴重なお話しと展覧会のコメントをいただきました!

 

展覧会のご感想をいただけて、自分は感無量でした…

 

室内建築専攻の助手 荒舩さんも一緒に出席していたのですが、お互いに超緊張しながら会場でお話を聞いていたので、

作品のことに触れていただいた瞬間は思わずお互いに顔を見合わせてしまいました。

たぶん人生で一番心臓が動いたんじゃないかっていうくらい動悸が止まりませんでした…

 

 

 

非常に貴重な機会とお話をいただけたことに、この上ない感動を感じました。

 

 

 


 

 

/企画から制作、完成までの道のり

思えばこのプロジェクトはオンライン授業が主流だった約2年前から動き始めていて、まだキャンパス内でガッツリ作業が出来ない中でも、学生たちはオンラインミーティングを通してこの展覧会のベースづくりを進めていきました。

 

 

 

まずはみんなで、漫画やエッセイをひたすら熟読!

作品ごとにどのシーンがあるか、どんなセリフや展開が成されたかを何もみなくても話せるぐらいまで落とし込んでいました。

 

 

今年の1月にマリ先生にどのような作品を展示するのか、第1回目の制作報告会がオンラインで行われました。

 

 

 

年度が変わって対面授業が全面的に行われるようになってから、メンバー同士で連絡を取り合い、改めてどのような展示の方向性にするのか徐々にすり合わせが行われました。

 

当時は授業やゼミごとにメンバーが分かれて在籍していて、かつオンライン授業ならではの

「なんとなく発表をしているところをパソコン上で見て認識していたけど、直接で話すことはあまりなかったから名前と顔がなかなか一致しない」

という現象が起こり、ここではじめましての挨拶が行ったり来たりするという不思議な光景が広がりました。笑

 

 

自己紹介交えながら「どの部分をどのように展示に落とし込んでいくのか」、「作品の世界観を大事にしながらどのように展開していくのが良いか」などの意見を交換しつつ、試作やミーティングを重ねてカタチにしていく意識が強くなっていきました。

 

こちらでは春の暖かさに包まれながらの青空ミーティング

 

 

 

 

 

 

展示の方向性が決まっていくと同時に、学生たちは各セクションに分かれて試行錯誤しながら制作を進めていきました。

 

 

 

 

時にはみんなで一致団結。

美術館に展示されているもので一際目を引く大型作品、マンガのコマを組み合わせた「モザイクアート」はプロジェクト参加者全員で作業を行いました。

パズルのような感覚でできる作業だろうなと思ってみんなと一緒に助手も手伝っていましたが、

 

コマ部分を切り出し→パネルに貼り出し→完成したパネル配置の確認

 

という流れで行っていたのもあって、かなり時間がかかる作業でした…!

個人的にこれが凄まじく大変だった気がします…

 

 

 

 

 

 

また、前期末には、マリ先生の夫 ベッピーノさんをお招きして会場の打ち合わせを含め第2回となる制作報告会にもご出席いただき、各セクションの学生たちによる成果報告のプレゼンテーションをご覧いただきました。

 

 

 

ベッピーノさんがお越しくださったようすは特設サイトでも掲載中です!

こちらからご覧いただけます ↓

https://yamazakimari.world/blog/220721-world.html

 

 

 

 

また、展覧会開催によせて、素敵なメッセージもいただきました!

素敵なメッセージとかっこいいレイアウトになっているので、こちらも是非ご覧ください!

https://yamazakimari.world/topics/special-message.html

 

 

 

 

 

 

本展において、会場に展示されている作品はもちろんですが、

実は今回の特設サイト、Web班の学生たちが制作したものなんです!

 

トップページから展覧会ニュースのコンテンツを含めたデザインの骨組み、コーディングをすべて1からWeb班が制作しています。

また、デザインの監修を担当していただいたMDの宮前先生と、かなり細かいところまで仕様の確認についてやり取りを行っていました。

 

 

 

 

今後も特設サイトやSNSから最新情報やイベント情報をお知らせしていくとのことなので、

ブックマーク・フォローお願いします!

 

 

「ヤマザキマリの世界」展 公式Twitter

「ヤマザキマリの世界」展 公式Instagram

 

 

 

 

/ いざ、搬入へ!

制作が佳境になりつつあった10月の半ば、みんなの顔つきは真剣そのもの!

そして、10/19から徐々に搬入作業が始まりました!

業者さんも搬入作業に加わって、マリ先生の作品に学生たちは感動で目を輝かせながらも丁寧に配置、そしてみんなが頑張って制作したパネルがデータから実物となったものに興味深々。

業者さんにご協力いただきながら、展示品が続々と美術館とZOKEIギャラリーを埋め尽くしていきます。

搬入はどちらも無事完了!

/ 最後に

長くなってしまいましたが、ここには載せきれないほどの学生たちの努力と葛藤のドラマがありました。

そんな中でも仲間たちと協力しながら最後まで作り上げたこの展覧会。

マリ先生の貴重な作品はもちろんのこと、写真だけでは伝わらない学生たちの才能溢れるユニークな作品をぜひご来場いただき、ご覧いただければ幸いです。

会期中はさまざまなイベントが盛りだくさんとなっております!

日曜日開館や学生説明会、トークショーもございますので

最新情報をお見逃しなく〜!

おしまい

(助手:中村)